【小学校】 いろいろな大人との出会い

「中学校の時、ほめてもらったのがきっかけで、この分野に夢中になりました。」「先生の授業がとてもおもしろくて、好きな科目になりました。」と、好きになる、夢中になるきっかけが、先生や授業であったという、著名な方の談話を見聞きすることがあります。

ここまで、将来の仕事としっかり結びついたわけではありませんが、私にもこのような思い出がいくつかあります。例えば、小学校高学年の時に、太陽の日の出・日の入りが季節で異なることを学習したおり、「できれば1年間通して太陽の観察をしてみましょう。」という課題が出たことがあります。興味を持った私は、1年を通して、日の出・日の入りの位置と時刻を観察しました。1年を通して観察したのは2人だけだったことから、最後の理科の授業でとても褒められたのをきっかけに、理科、特に天体好きになり、中学校ではお小遣いをためて天体望遠鏡を購入し観測をはじめ、高校では天文気象部に在籍しました。

最近生徒さんと話していると、高学年のお子さんでも、物の考え方に極端な偏りを感じることがあります。両親だけが一生懸命に、こどもにかかりきりになっていますと、こどもの興味や考え方が狭くなることがあります。先生以外にも、親戚、近所の方など、いろいろな大人と積極的に触れ合う機会をもつことによって、こどもの知識、興味を広げ、いろいろな物の考え方に触れることができるようにしてあげたいものです。